インナーチャイルドは内なる子供を意味する言葉です。どのような人でもたとえ大人になったり、老人になったりしてもその内側には子どもの部分があると言われています。子どもの頃から変わらない、考え方や習慣などが無意識で残っているのです。子どもの頃のネガティブな感情や記憶は普段は意識されることがないかも知れません。しかし、知らず知らずのうちに癒されないままになっているインナーチャイルドの影響を受けていることもあるものです。インナーチャイルドが傷ついたままになっていると、自分に自信が持てないことも少なくありません。人とうまく関わることが出来なくなって孤独な状態に陥ってしまったり、自分を愛せないこともあります。しかしインナーチャイルドの影響に気づき、子どもの頃の記憶や感情を癒すことで改善させられると考えられています。過去にとらわれることがなくなり、現在や未来に集中出来るようになるでしょう。インナーチャイルドを癒すためには、子どもの頃に戻って遊んでみるのも1つの方法です。子どもの頃に出来なかったことを大人になってから叶えることで、満足出来るようになるかも知れません。また子どもの頃の辛かった出来事や癒されないまま抑圧してきた感情があるのならば、一度それに向き合って見るという方法もあります。