陰陽師 安倍晴明 占い情報館

とにかく言葉がわかりやすいのが良いです。
いろいろな精神世界の本があふれる中、内容、言葉などが難しくてよくわからなかったり、また翻訳本などはイマイチしっくりこないことがあるように思います。またそのような作者には特別な能力があるんだろうなとか遠い存在の人が書いているような気になるのですが、この「はるあきら」に関しては作者の日常的な生活がまずあって、その中で作者の感じるままの言葉で書かれているところがとてもわかりやすいです。
はるあきらとの会話、またはるあきらに質問をする内容も「わかるわーっ」と共感できるようなことですし、素のままの作者の気持ちが書かれているので入り込みやすかったです。読み進めていくうちに、作者の変化も一緒に感じることができて、自分も成長しているのかな、深いところで感じることができました。私の日常生活も本の内容と重なっていくように物事が動いていたように思います。不思議でした。私はオラクル本代わりに毎日パッと開けて読んだりしています。
読み終わったあとは生きやすくなっていることでしょう。

「はるあきら」から伝えられている言葉には「真」があり、読んでいて、ふいを突かれる想いがした。
「そうか」というひらめきを与えてくれ、自分と言うものを深く見つめさせてくれるのだ。
自身の今抱えている問題にも、答えをもらった気がした。
文体が自然な感じで、生活感があり、まるで、自分に語りかけられているような気持ちがしたのだ。
すごい、いきおいで、読んでしまった。
でも、もう一度読みたい。
そして、きっと、何度も読むだろうなと思った。
私にとっては、素敵な本でした。

天変地異や戦争、社会の混乱や世相の乱れ、数年後にはどんな世の中になっているのか非常に不透明な状況になっています。そんな中で、精神世界をはじめ様々な書籍が地球や日本の将来像を描いています。あるものは非常に悲観的に、あるものは非常に楽観的に書かれており、どれを信じていいかわからないというのが正直な感想ではないでしょうか。（結局自分が信じたい書籍の内容を皆さん信じるのでしょうが・・）そんな中で、この『はるあきら』は次のようなことを言っています。「災害や人災をいかに早く察知し、防ぐかではないのだ。あがき、抵抗するために災害や人災が起こっているのではない。いつ、いかなる時に、何が来ようとも、自分の魂を感じ、それに従いながら生きることが求められている。己の魂に沿っている者は、たとえ何が起ころうともそれを受け入れられる。」つまり、今後何が起こるかはわからないが、それらは我々一人一人が自分の魂の声を聞くために用意された機会であり、それぞれが自分の魂の声を聞くことこそが重要なのだと。氾濫する情報に惑わされず、『己の魂の声を聞け！』という非常にシンプルなメッセージです。（そして我々一人一人が己の魂の声を聞くことが意識革命につながるのだとも言っています。）久しぶりに時間を忘れて読んでしまいました。最近出る精神世界の本の中ではかなりいけてる！部類にはいるのではないかと思います。秀逸の一冊です。