中学3年間で50人もの女性にフラれた高校1年の不良少年・桜木花道は背の高さと身体能力からバスケットボール部の主将の妹、赤木晴子にバスケット部への入部を薦められる。 彼女に一目惚れした「超初心者」花道は彼女目当てに入部するも、練習・試合を通じて徐々にバスケットの面白さに目覚めていき、才能を開花させていく。
スラムダンクな友情論
既にいくつかレビューがあるので、重複する部分は省くとして。これは、「10代の人たちが、友情の力に確信をもって自分を磨いていってくれることを願って」書かれた本です。"友情の関係を身をもって学ぶ"ことの大切さと、それとは切ってもきれない"自分って何だ?(=アイデンティティ)"ということを、本当に噛み砕いた言葉で説明してくれています(エリクソン先生もびっくりでしょう)。40代の若さで『声に出して読みたい日本語』を著すほど言葉のセンス(勿論読解力や思考力も)に優れた人だけあって(著者の本来の専門は教育学・身体論)、自身の文章も、「"アイデンティティ"にとっては、この"ハラをくくる"感覚が大事だ。これが、圧力にめげずに抵抗し持続する力になる??!(今の私にとっても励ましになる言葉)等、どれも、触れれば切れるように小気味よく、力強く、それこそハラに響いてきます。この本の魅力を要約して伝えるのは難しい!余り厚くない文庫本で、振り仮名も振ってありますので、是非ご自分で手に取って読んでみてください。これを読んだら次々に読みたくなるような読書案内つき。大人の方には、同著者の『子どもに伝えたい<三つの力>』(NHKブックス)も是非読んでほしいです。「偏愛マップ」の実例と「斎藤孝お勧めブックリスト」が載っています。
漫画『スラムダンク』を読んで感動した人は多いと思います。筆者は『スラムダンク』を中心に名作文学・漫画を幅広く取り上げ、友情について熱く語っています。最近よく話題になっている斎藤孝氏が友情論・教育論として書いているため、教育に興味を持っている人にはなかなか面白いと思います。『スラムダンク』を知らなくても上手く説明してくれているので問題ないでしょう。また、本書は『スラムダンク』のファン本ではないため、マニアの人にはもの足りないかもしれませんが、友情を軸にしてなぜ『スラムダンク』は人を感動させるのかということを分析しているという風に読めたりしますのでそういう読み方をしてみるのもいいと思います。『スラムダンク』を知ってる人はもちろん、知らない人にもおす!!めです。
スラムダンクを初め,様々な漫画・小説等から具体例を引いた,アイデンティティ・友情の解説本。難しい本を読んだ事の無い10代の少年少女にもわかるように,という狙いが当たっており,いつもそうであるが,齋藤孝さんの具体的かつ本質的な仕事に感銘を受けた。
息子はスラムダンクを全巻読み通した。そんな息子に読ませたい本。ルビはふってあるし、全巻をとおしたスラムダンクのエピソードが彼に最後まで読ませるのではないかと期待する。
最近、粗製乱造気味のところもある齋藤氏だが、これは間違いなくいい本。スラムダンクを知らないオジサン族でも藤子不二雄やあしたのジョーは知っているはず。そして、イチローや桑田真澄も出てくる。とにかく、具体例がサブカルチャーから縦横にとられていて、しかも的確である。中高生が読んでも、すっと入っていける内容なのがいい。切磋琢磨できるライバルや友人がいることのすばらしさを率直に述べている。 |
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