[鏡 リュウジ・タロット占い情報館]
ヨブ記
この機会に『ヨブ記』を手にとってみませんか。 |
元型心理学派のトマス・ムーア氏が序文を寄せ、心理占星術研究家の鏡リュウジ氏が解説を書いた『ヨブ記』です。みなさんは聖書の『ヨブ記』をじっくりと読んだことがあるでしょうか。神が悪魔と賭けをして善良なヨブを苦しめる物語です。敬虔なヨブは、悲惨な苦悩の中で神に疑問を持ち、ついには神に自分の正しさを主張し始めます。いったいなぜ自分がこのような目にあわなければならないのか、と神に向かって問うのです。心理療法家のムーアが解説で述べるように、心理療法のクライエントは誰もがヨブと言えるかもしれません。それに対して、神ではない心理療法家はどのように応えることができるのでしょうか。援助の専門家ならば一度は読んでおくべきテキストだと思います。ムーアの序文が味わい深く?!??また鏡さんの解説がとてもわかりやすいため、難解な『ヨブ記』がとっつきやすいものになっています。