[鏡 リュウジ・タロット占い情報館]
2000年 運命の占星術
21世紀の予測本 |
この本は、1999年に書かれた、2000年、そして21世紀を占星術的観点から展望した本です。最初に2000年の特徴として、以下の4点を挙げ、その解釈が説明されます。
@水瓶座に天王星・海王星が数年間座している。これは、テクノロジーへの期待と幻滅を意味するそうです。
A5月4日に牡牛座で7惑星の大会合が生じる。これは1962年以来であり、中でも、木星と土星のグレート・コンジャンクションが牡牛座で生じたのは、1941年以来のことなのだそうです。経済的な大変動が予想されるのだそうです。
B日蝕・月蝕が頻発し、一年で合計6回生じる。これは、20世紀では5回しかないのだそうです。
C太陽黒点の動きが極大期を迎える。
D小惑星カイロンと冥王星が射手座で接近する。宗教、教育、倫理の問題が深刻化するち"??¨が予想されるのだそうです。
この後、第2章では太陽星座ごとに2000年の予測がかかれ、第3章で天王星のハウス位置で、自分を変えようという内容のお話が書かれています。第4章は、2000年の天体動向のカレンダーであり、第5章はトランジットの太陽、水星、金星、火星が、ネイタルのハウスを通過するときの解釈について書かれています。著者の他の著作同様、あっさりとわかりやすく書かれた本なのではないかと思います。